プロフィール

石川公美

ソプラノ歌手・声楽指導者

金沢市出身。武蔵野音楽大学声楽科、同大学院修士課程声楽専攻を首席で修了。同大学福井直秋記念奨学生。2003年〜2005年ロータリー財団国際奨学生としてイタリアに留学。ペルージャ外国人大学国際コミュニケーション学科修了。

2005年外務省日本とEU諸国友好市民年の記念演奏会としてローマにて初リサイタルを行う他、イタリア国内で演奏経験を積む。2006年歌劇<魔笛>(オーケストラアンサンブル)童子役でデビュー。帰国後、天皇陛下交付金授与式にて「君が代」独唱、ベートーヴェン「第九交響曲」「荘厳ミサ曲」、オルフ「カルミナ・ブラーナ」モーツアルト「レクイエム」のソリストなどを務めるほか、ラ・フォル・ジュルネ金沢、いしかわ金沢風と緑の楽都音楽祭出演など、石川県を中心に活動中。これまでに、白戸文雄氏・河村典子女史と「前田智子の音の古典」で詩人 谷川俊太郎氏と、また落語家 桂米團治氏と「おぺらくご」 において共演するなど、活躍の幅を広げている。

これまでに、能千代、佐伯真弥子、ジョヴァンナ・ヴィーギ、エレナ・オブラスツォワ、エリザベッタ・マイエロン、カルメン・ゴンサレス各氏に師事。

2018年東アジア文化都市 2018 金沢市代表として釜山市における平和記念公演ベートーヴェン「第九」のソリストに選ばれる他、釜山市におけるクロージングコンサートに出演。近年ではオーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)室内オペラシリーズ「卒塔婆小町」、「耳なし芳一」、「リゴレット」小姓役、OEK ファンタスティックシリーズ「黒蜥蜴」愛子2019年第2回インタラクティブ オペラプロジェクションマッピング メノッティ「泥棒とオールドミス」(金沢21世紀美術館)レティーシャ役に出演。2020年にはOEK新作オペラ<ZEN>に出演予定。

平成30年度石川県文化奨励賞を受賞。

また、現在後進の育成を行う傍ら、金沢芸術創造財団カナザワキッズアートキャンプ オペラ講師、石川県音楽文化協会こどもオペラ創作劇場の音楽監督を務める。北陸放送〈石川公美のおしゃべりクラシック〉、エフエムエヌワン(FM N1)〈石川公美のハイトーンな日々〉、HAB北陸朝日放送〈ゆうどきLive〉にレギュラー出演するなどメディアでも活躍中。

令和6年度北國芸術賞を頂きました!

この度は、栄えある北國芸術賞を賜り、誠にありがとうございます。身に余る光栄に存じますとともに、関係各位の皆様に心より感謝申し上げます。

今回の受賞は、私にとって大きな励みであり、今後の活動の糧となるものです。これからも、より一層精進を重ね、技術と表現力を磨いていく所存です。

この素晴らしい賞を励みに、地域に根ざした音楽活動を展開し、北陸の文化発展に貢献できれば幸いです。